福ちゃんだめうのブログ

コンセプトは決めてません。自由気ままに書きます

推しは推せるときに推せ

誰もが1つは推しのアーティストが居ると思う。
ロックバンドやアイドル、K-POP、声優、オペラなど……
好きなアーティストは今現在活動しているだろうか?
曲を出しているだろうか?

私なら「No」と答える。
私の好きなアーティストはもう活動していないのである。

私の推しのアーティストは2012年に解散していた。
推していこうと思ったらすでに解散していたのである。
そのような感情の時に私はあるブログを見つけた。

https://rockinon.com/news/detail/192438

私と同じ推しのアーティストの解散について書かれているブログであり、私はそれを読んで共感したし、私なりの意見を加えながらブログを書いてみたいと思ったのが経緯である。

その感謝を込めて私は推しのアーティストについて書いていきたい。

School Food Punishment」これが私が好きなアーティストである。
内村友美(Vo.)、蓮尾理之(Key./Syn)、山崎英明(Ba.)、比田井修(Dr.)からなる女性ボーカルの4ピースバンドである。
2012年2月に活動休止を発表し、同年6月11日に解散した。

私が「School Food Punishment」と出会ったのは高校生の時に借りた「ノイタミナ FAN BEST」である。その時に聞いた「futuristic imagination」と「How to go」で、私は今まで感じたことのない興奮を感じ一瞬でファンになった。Vo. 内村友美が発する力強い歌声がより一層、私の心に響いて魅了されたのだった。

School Food Punishment」に魅了された私は色々な楽曲を聞き漁った。
初めて買ったCDもインディーズ時代の曲を知ったのも「School Food Punishment」だった。

 

そして、「School Food Punishment」の楽曲から私は多くのことを学んだ。
How to go」からはどんな道からでも何度も挑戦できることを
butterfly swimmer」からは恋するもどかしさを
see-trough communication」からは人との繋がりの大切さを
04:59」からはあの夜中と明け方で何もかもが切り替わる瞬間を

いつだって教えてくれたのは「School Food Punishment」だった。

その中で私が1番好きな歌詞がある。
これから始まる未来 きっと脆くって 空っぽになって 弾けることもあるって その時が来たって また別のカード切って 掴んでみせる」(「future nova」)

このような素晴らしい楽曲を作り上げているのに音源でしか得られない虚しさや生で聴くことが出来ない悔しさなどが当時あった。

その後、「School Food Punishment」を追いかけるように、浪人時代や大学時代で色々なアーティストを聞いてみたが、あれほど魂を揺さぶられた感覚は得られなかった。「School Food Punishment」のその後のバンドとして「la la larks」も聞いてみたが私には合わなかった。「School Food Punishment」以外にも好きなアーティストはいっぱいできたしライブも行くようになったが、どうしても彼女らの影を追ってしまう。

だから今、活動しているアーティストを推せている人がすごい羨ましかった。このコロナ禍において音楽業界が下火になっていて、いつどこでどのアーティストが解散や活動休止をするかはわからないから、推しは推せるときに推して欲しいというのをここ最近考えるようになった。

私たちはこれから先のことはわからないけど、いつ終わるかわからないアーティストの「」を精一杯応援したいと思う。そこでいつか何かを返せたらいいなと思う。